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「浦賀船渠ノ航跡 中止問題」考察4: 乗っ取られていた「浦賀船渠ノ航跡」

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三か月目の「浦賀船渠ノ航跡」

2014年11月9日に開催されるはずだった「浦賀船渠ノ航跡」は、あす、本来の開催日から三か月目を迎えます。

サークル参加予定者への返金だけは粛々と行われておりますが、一方でこの催事に乗っかってきた人たちは全く何も語らぬまま、その日を迎えようとしています。

はじめに

「浦賀船渠ノ航跡 中止問題」考察2: 後からやってきたスタッフたち - ktgohan blog

さて、考察2で触れた「これは何かの乗っ取りでしょうか」という語句に反応された方がいらっしゃいまして、そのなかでも「拙速な断定はよくないのでは」というご指摘がありましたので、本項ではそれをもう少し深く掘り下げてみようと思います。

開催3週間前の段階で後乗りで事前準備に関わる、というのは本来は結構危険な香りがする物件です。関わる方も、関わられる方も。おまけにただ「手伝う」というよりは、申込締切後の事前準備にがっつり関わるわけですから、催事主催や催事事務の経験がある人から見れば「これは何かの乗っ取りでしょうか」と疑われても弁明しづらい程度には、ものすごく前のめりな言い方です。

結論から申し上げれば、やっぱりこれ、「乗っ取り」事案 であろうと思います。

2014年10月8日、スミス@長野さんはこう仰いました。

というわけで、10月19日からさらに遡ること10日ほど前からの、スミス@長野さんの言動を中心に検証していきます。

「一度くらい」って、ほんとに未経験者だったんですね。その割には11月9日の説明会では随分と大仰なことを*1仰っておいででしたが…

そういうのを読んだからって主催が出来ますってわけでもないと思うんですが。

何を言っているんですか。本気ですか。

大事なことなのでもう一度言いますが、何を言っているんですか。本気ですか。

2014年10月12日、スミス@長野さんはこう仰いました。

12日には、主催の小川氏と長野氏がこのようなコンタクトを取っています。

「経験者を10人ほど」という話はその後、考察2 でも触れたとおり「20人」に膨れ上がりました。そもそも事ここに至りますと「経験者を10人ほど」というものがどこまで事実に即していたのかどうかすら、疑わしいのですが。

経験ない人が経験者呼んでくる、って結構大変なことだと思うんですけどね。どこにそんなツテがあったんでしょうか。何か不思議な力でも働いたのでしょうか。それとも。

2014年10月18日、スミス@長野さんはこう仰いました。


8日に長野さんが仰っていた「同人誌即売会を開こう」は、正確なタイトルは下記の本だったそうです。横須賀市立図書館の蔵書検索でも念のため確認しましたが、確かにこの本は汐入の中央図書館に収蔵されておりました。*2

いえ、これを読むのがいけないと言っているわけではなくてですね、ろくに業務経験もなく、知見もない人が、まさかこれを読んだくらいで「主催補佐、派遣幕僚、実力介入」と自称するに至ったのですか?*3

というわけで、もう一度貼りますね、これ。

これだけではありません。「すべては無事故で終わらせる為に」と彼は言いましたが実際にはすべてが大事故で終わりました。「次の次のイベントの為に」と彼は言いましたが実際には次どころの騒ぎではありません。

そして大事なことなのでこれも貼っておきますね。これは当時、この長野さんと一緒に事前作業に関わっていた方の珠玉のお言葉です。

いろいろ経験するべきだったのは、あなたがたもそうだったんじゃないですか。

特に「憶測でモノを言うのはどうか」というのは自分も同意するところですが、ご自分が事前作業に関わっていたはずなのにそれを明らかにせず、第三者のフリをして主催をdisるというのはこれ以上ないくらいに不誠実極まりない言動であり、強く非難されるべきものであろうと存じます。*4*5


そして18日夜、長野氏のツイートはここに至ります。

で、考察2 でも触れたとおり、「浦賀船渠ノ航跡」に乗り込んできた彼らは事前作業についてはほぼド素人同然であり、「そもそも乗り込んでくるべき人ではなかった人たちであった」のではと思わざるを得ません。そして、本件催事の中止が明らかになった頃、いくばくかの人物が「10月19日時点では進捗はゼロであった」と証言しておりますが、こうなるとその言い分自体が怪しいと言わざるを得ないのです。

本項総括

内容的にはほぼほぼ十年前の本読んで「よし、主催(補佐)やろう」って思ったのであれば、ほんとに蛮勇通り越してヤバい域にあるんじゃないですかね、これ。自分には経験値が足りない、って自分で言っていてこれですよ。

で、ここまでご本人様方が当時の経緯をダダ漏れにされている以上、『浦賀船渠ノ航跡』で起きていたのは、外形的には「乗っ取り」*6 でしかないと思わざるを得ません。主に横須賀在住または横須賀に関係する同人関係者等による乗っ取り。 ここまで来ると「説」の段階を飛び越えていると思います。

で、その状態で、この長野さんらの集団が乗り込んだ状態で、11月5日頃には「権利元からのクレーム」とやらの事象が起きたということを考慮せねばならいません。『浦賀船渠ノ航跡』を直接ぶち壊したのは誰なのか、ということについてはそろそろ議論の余地はなくなっているように思えてなりません。

スミス@長野さん、そして、このスミス@長野さんと一緒に「浦賀船渠ノ航跡」に乗り込んだみなさまがたの、適切かつ自主的なご対応がありますことを、強く祈念いたします。

補記

浦賀」が乗っ取りであれば、では「衣笠」は一体? という話も出てくると思うんですが、少なくとも衣笠の主催の人についてはシロであろうと判断してよいと思います。*7 録音書き起こし等の公開がここまでずれ込んだのは、衣笠の確認を慎重に行っていたこともあります。これについてはまた後日。

補記2

別に誰も猶予はしてないと思うんですけどね。そもそも、猶予したからといって彼らが有利になるとは思えませんし。

前述のとおり、自分も「本当に衣笠はシロであるのかどうなのか、というかシロだよなシロであってくれ、ああよかったこれはシロだわー…」で時間を費やしてしまったところがあるので、猶予なんてあんまり考えていませんでした。

*1:録音書き起こしの後半部分の大演説を参照 http://ktgohan2.hatenablog.com/entry/2015/02/03/024540

*2:横須賀市内の図書館で「山登り」が必要なのは、中央図書館だけです。自分はいつも車で行っちゃいますが…

*3:このとき長野氏が借りていた本については、複数の情報提供がありました。この場を借りて御礼申し上げます。

*4:https://twitter.com/zurayan/status/526765064024383489 および https://twitter.com/zurayan/status/526694451519844352 参照。なお、開催中止が公表されたのは11月6日夜なんですが、 https://twitter.com/zurayan/status/529820238137663488 前日の時点で何か知ってたということですよねこれ。

*5:これについても複数の情報提供がありました。この場を借りて御礼申し上げます。

*6:あんまりいい言い方でないのは承知の上で言いますが、うまく乗っ取ってうまく開催してうまく逃げ散っていればここまで問題にはならなかったと思うんですけどね。「うまいことやる」という能力や気概すら欠片もなかったのでしょう。ここまで来ると、彼ら、同人活動自体が向いてないとしか思えない。

*7:シロだと確証を得られたのは主催の方のみです。たとえば、浦賀をああいう形で離脱して衣笠に合流していたような不埒な輩は本当におらんかったのか、などの確証を得るにはまだ至っていません。